2024/10/29 06:13
コーヒーをドリップする際に知っておきたい「ブリューレシオ」について解説します。
ブリューレシオ(brew ratio)とは?
ブリューレシオ(brew ratio)は、コーヒーの抽出に使用するコーヒー豆の量と水の量の比率です。
この比率は、抽出されるコーヒーの風味や強さに大きな影響を与えます。
ブリューレシオの基本
ブリューレシオは一般的に以下のように表されます:
- ブリューレシオ = 豆の量(g):湯量(ml)
一般的なブリューレシオの範囲
- 標準的なドリップコーヒー:1:15 ~ 1:16
- マグカップ1杯分:コーヒー豆 15g:湯 240ml(1:16)
- コーヒーサーバー:コーヒー豆 20g :湯 300ml(1:15)
- コーヒーサーバー:コーヒー豆 25g :湯 400ml(1:16)
- マグカップ1杯分:コーヒー豆 15g:湯 240ml(1:16)
- コーヒーサーバー:コーヒー豆 20g :湯 300ml(1:15)
- コーヒーサーバー:コーヒー豆 25g :湯 400ml(1:16)
1:16が割と標準的に使われている印象があります。
私自身も1:16を基準に、濃く淹れたい場合は1:15~14辺りを狙いますね。
(コーヒー15g:240mlを基準に➡210ml辺りまで1~2割ほど湯量を減らす)
逆に1:16以上に湯量を増やすことは(コーヒーが美味しくなくなるので)ほとんどしません。
ブリューレシオの調整
ブリューレシオを調整することで、コーヒーの味を自分好みにすることができます。
ドリップしてみて「濃すぎた」らお湯を足して調整(バイパス方式という)できますが、「薄過ぎた」ら濃くすることはできないので、貴重な豆をドリップする際は濃いめのレシオで淹れて飲みながら調整すると良いと思います。
- 基準のブリューレシオを1:16とする
- 濃く淹れたい場合
- ブリューレシオを低めに(例:1:15~1:13)
- 飲んでみて濃すぎたら少しづつ注湯して調整(バイパス方式)
- 薄く淹れたい場合(要注意)
- ドリップは1:16を上限とする
- 飲んでみて薄くしたかったら少しづつ注湯して調整(バイパス方式)
- ※飲んでみて薄かったら調整不可能➡淹れ直すしかない・・・
まとめ
ブリューレシオはコーヒーの抽出の基本となる要素で、コーヒーの風味や強さを左右します。
好みや使用する抽出方法によって適切な比率を見つけてみましょう。
様々なブリューレシオを試して、自分に合った味を探すことをお勧めします。